お悩み部位選択
女性化乳房専門外来
男性の胸が女性のようにふくらみ、時にはしこりや痛みを感じることもある女性化乳房。長年コンプレックスを抱えていらっしゃる方は少なくありません。そのような方たちにご案内したいのが、THE CLINIC の「女性化乳房専門外来」です。
症例(女性化乳房)
女性化乳房の治療が目指すところは、女性のように膨らんだ胸を、男性らしく平らにすることです。まずは当院の女性化乳房専門外来での治療の成果をご紹介しましょう。ご自分の症状に照らし合わせて、どれだけの改善が期待できそうかをお確かめください。
女性化乳房の種類
女性化乳房の病型は2種類に分類されます。原因が、乳腺の発達による「真性女性化乳房」と、脂肪の蓄積による「偽性女性化乳房」です(この両方を併せ持つ混合タイプもあります)。
真性女性化乳房(原因と治療法)
- [ 原因 ]
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真性女性化乳房では、女性のように乳腺が発達することで胸が大きくなります。乳腺が発達する原因として考えられるのは、次の5つです。
- 女性のバストと同じように乳腺自体が発達して胸が膨らんでしまう症状です。乳腺の周りには皮下脂肪も増加しています。
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- 肝機能の低下
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肝機能が低下すると女性ホルモンが充分に分解されず、女性化乳房を生じることがあります。
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- ホルモンバランスの乱れ
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ホルモンバランスの乱れで女性ホルモンが多く分泌されると、女性化乳房の原因になりえます。
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- 薬物による副作用
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女性ホルモンに似た働きをする薬物は、副作用として女性化乳房が起こる可能性があります。
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- 遺伝
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遺伝によって女性化乳房になる可能性もあります。
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- 原因不明
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実は、真性女性化乳房で多いとされているのが、特に原因が見当たらないケースです。医学的には特発性女性化乳房と呼ばれます。
- [ 治療法:乳腺の摘出手術 ]
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胸の膨らみの原因が乳腺の発達(真性女性化乳房)であった場合は、切開手術で乳腺を取り除きます。切開箇所は乳輪下のなるべく目立たない位置。傷の大きさは(乳腺の大きさにもよりますが)、だいたい5cm未満です。
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- 通常、乳輪直下を三日月状に切開します。
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- 9cm(上)、7cm(下)とかなり大きな乳腺でしたが、切開箇所の大きさは3.5cmでした。
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偽性女性化乳房(原因と治療法)
- [ 原因 ]
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偽性女性化乳房の原因は、肥満によって胸に皮下脂肪が蓄積されることと、生まれつき脂肪が蓄積していることの2つが考えられます。
男性が過剰にエネルギーを摂取した時、腹部、腰、胸、顔(頬・顎)、背中、太ももの順に皮下脂肪がたまると言われています。つまり、中程度以上の肥満になると、胸部にも皮下脂肪が蓄積しやすくなるということです。- 胸に皮下脂肪が蓄積することで、胸が膨らみます。
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- 生まれつきの偽性女性化乳房
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- 肥満による偽性女性化乳房
- [ 治療法:ベイザー脂肪吸引 ]
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胸の膨らみの原因が脂肪の蓄積(偽性女性化乳房)の場合、当院ではベイザー脂肪吸引をおすすめします。男性の胸部の脂肪は、女性に比べて繊維質でとても硬いものです。その点ベイザー脂肪吸引は、超音波で組織と脂肪を遊離させてから脂肪を吸引します。このため男性の硬く繊維質化した脂肪でも、無理なく除去できるのです。
ベイザー脂肪吸引の3つの特徴
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- 痛み・腫れ・むくみ
ダウンタイムが少ない - ベイザー脂肪吸引は、振動エネルギーのVASER波(超音波)で周辺組織から脂肪組織だけを遊離させる医療装置です。遊離してバラバラになった脂肪は、刃のないカニューレで優しく吸引除去するだけ。これなら、脂肪組織を取り巻く線維や血管、神経を傷つけることはありません。
このため、従来の方法に比べ、術後の出血や腫れ、痛みを最小限に抑えられます。デスクワーク程度なら、手術の翌日から再開可能です。
- 痛み・腫れ・むくみ
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- 効率的な脂肪の除去が可能
- ベイザー脂肪吸引は、今までの脂肪吸引と違って、組織を断裂させずに脂肪だけを破砕できるので、皮下の線維組織の構造を保ったまま、脂肪が除去できます。したがって、従来の脂肪吸引では困難だった皮膚直下の浅い部分の脂肪層まで、除去可能に。今までのどの方法より痩身効果が高いのです。
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- 皮膚のたるみを引き締める
- 組織を断裂させずに脂肪を破砕できるベイザー脂肪吸引は、皮下の線維組織の構造を保ったまま、脂肪を除去します。このため、術後の皮下組織はきれいに収縮して引き締まります。こうしたことから、皮膚のたるみを最小限に抑えられるのです。
ベイザー脂肪吸引と、
他の脂肪吸引との違い
従来法とベイザー脂肪吸引の大きな違いは、ベイザー波という超音波を使用することです。このため、刃の付いたカニューレで脂肪を強引に削り取る従来法とは異なり、多くの脂肪を低負担で除去することが可能に。職場復帰時期は、たいていの方は手術の3日後、中には翌日から復帰される方もいます。
ベイザー 脂肪吸引 |
従来の 脂肪吸引 |
旧型 超音波吸引 |
ボディ ジェット |
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原理 | 脂肪をVASER波で乳化して除去する | 脂肪を掻き出す | 脂肪を乳化して掻き出す | 脂肪を破砕し除去する |
効果 | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
部位への適正 | 優れている | 可能 | 可能 | 可能 |
術中の痛み | ほとんどない | 多い | 少ない がある |
ほとんど ない |
表層部位の吸引 | 〇 | × | × | × |
内出血 | ほとんどない | 多い | 少ない | ほとんど ない |
術後の制限 | ほとんどない | 多い | 少ない | ほとんど ない |
術後の硬さ | ほとんどない | 多い | 少ない | ほとんど ない |
術後の腫れ | ほとんどない | 多い | 少ない | ほとんど ない |
女性化乳房外来の治療の流れ
女性化乳房の治療を行う前には、事前に必ず乳腺専用エコー「エラストグラフィ」を用いて、膨らみの原因をきちんと特定。その上で、最善の治療法をご提案いたします。
メンズ脂肪吸引外来のこだわり
ベイザー脂肪吸引に関する高い技術を習得
当院は、ベイザー脂肪吸引を使った3つのボディデザイン技術、「Vaser Lipo」、「Vaser 4D SCULPT」、「Total Definer」を積極的に習得し、これらすべての施術の提供が認められている医療機関です。
失敗修正治療も積極的に受け入れる
脂肪吸引は近年ポピュラーになりつつありますが、その反面、ドクターの技術不足による失敗も後を絶ちません。当院では、他院で受けた脂肪吸引の失敗でお困りのゲストも、積極的に受け入れています。
他クリニックのドクターに、脂肪吸引の技術指導を実施
当院がこれまでにお引き受けしたベイザー脂肪吸引の症例数は、8,800例以上※。このノウハウを広めるべく、医師向けの技術セミナーを定期的に開催しています。※ 2025年10月現在(当院調べ)
乳頭縮小術にも対応可能
女性化乳房で生じる症状の一つに乳頭(乳首)の肥大化があります。当院では、このような乳頭のトラブルにも臨機応変に対応いたします。
施術の流れ
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- 予約
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メール、お電話でカウンセリングの予約をお取りください。
コンシェルジュがご希望の日程を調整し、お電話でご連絡します。
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- カウンセリング
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- ニーズの聞き取りから施術方針の決定まで、すべてドクターが担当します。技術的な質問や過去の症例についてなど、より踏み込んだやり取りが可能です。
- 術前のカウンセリングは無料でお受けいただけます。また完全予約制なので、待ち時間はございません。
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- 施術
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- 施術自体にかかる時間は1時間程度。施術後は歩いてご帰宅いただけます。
- 施術に使用する麻酔はリラックス麻酔(静脈注射)です。体に低負担で、寝ている間に手術は完了。痛みに弱い方でも安心して受けていただけます。
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- アフターフォロー
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- サポーター等、施術後のセルフケアに必要な道具を無料でお貸しします。
- 施術後1年間は、再診察、必要に応じた処置と薬剤の投与、デザイン調整(6カ月以上経過し、担当ドクターが必要性を認めた場合)に無料で対応します。